「食品工場×IT化」研究会を開催しました。 | KAMINASHI(カミナシ)

「食品工場×IT化」研究会を開催しました。 | KAMINASHI(カミナシ)

お知らせ
NEWS

「食品工場×IT化」研究会を開催しました。


ユリシーズ株式会社は先日、食品衛生関連の識者をお招きして、「食品工場×IT化」をテーマに研究会を開催しました。

月刊HACCP編集長の杉浦さんや、エスフーズ株式会社  品質管理部部長の金澤さん、元食品衛生監視員で現在は食品衛生アドバイザーの小暮さんなど、食品工場の現状を熟知されている皆さんに、食品工場のIT化についての貴重なご意見をいただくとともに、現場の実態や課題などをディスカッションしました。

その場で挙がった議題を、ピックアップ形式でお届けします。

 

食品工場はIT化の岐路に立たされている

 

人手不足によって、食品工場の現場では、生産性の向上が急務になっているというのが、識者の皆さんの共通の見解でした。管理者の方にとっての帳票を1枚ずつ書く・チェックする時間的な負担や、作業者の方にとっての記録の手間など、紙での現場管理はたくさんのコストを生み出しています。また、同じく人手不足が原因で、人の入れ替わりが激しくなり、記録のルールを教えるといった教育のコストもかさむようになりました。この問題は、外国人労働者の増加とも密接に関わっています。

 

とはいえ、食の安全を保証するためには、品質管理をおこたることはできません。そのため、管理の効率を高め、品質を維持・向上しながら、生産性をあげる必要があるとのことです。そこで出てくるのが、IT化という選択肢です。

 

・現場で起こっていることをデータとしてまとめて記録し、管理者の方がチェックする手間を省く

・紙とペンから端末での記録に切り替え、作業者の方が作業をしながら手書きで記録する手間を省く

・作業者の方が端末に表示される情報を見るだけで判断できる環境を整え、教育コストを減らす

 

など、IT化は、現場の課題をすべて解決できる手段として注目されています。

 

食品工場のIT化。ハードルを越えるためのKAMINASHI

 

しかし、実際に食品工場をIT化するとなると、いくつものハードルがあるそうです。

代表的なものは導入コストで、一部の大きな企業以外は、膨大な資金をかけて独自のシステムを構築する余裕などないと、識者の皆さんは言います。そのため、安価であり、「どんな工場でもすぐに導入できる」KAMINASHIへの期待のお言葉を、多くいただくことができました。

また、「工場ごとに特有の品質管理の方法で運用している点にも、注目すべき」というご意見もありました。独自システムを構築する必要があるのは、共通した管理方法がないためです。KAMINASHIはどの工場でも導入できるようなカスタマイズ性を備えていますが、それを活かすためにも、マニュアル類の整備とのことです。今後の参考にさせていただきます。

 

品証品管の未来

 

皆さんのお話を聞いて、食品工場の品質保証・品質管理に携わる方々にとって、現場のIT化は非常に関心の高いトピックだということがわかりました。司会の手を離れて、参加者の方同士での議論が行われる一幕があるなど、熱のこもったとても意義のある研究会になりました。

 

同様の研究会の定期開催を含め、ユリシーズでは、今後も食品工場の現場をサポートするため、活動を続けていきます。

日時
2018年07月24日(火)