福角さん:生産スケジュールの調整に掛かるコストが大きかったことです。
スケジュールの中には時期ごとに複数のメニューがあるのですが、それぞれ、半月替わり・月替わり・二ヶ月替わりなど、切り替わるタイミングがバラバラなんです。
そのタイミングを把握して調整するとなると、必然的に月末に業務が集中してしまいます。その中でも、作業者の方にスケジュールを周知するための帳票を作成する作業が、担当者にとって大きな負担になっていました。
福角さん:「楽になった」の一言ですね。
KAMINASHIなら、事前に分かっているメニューをスケジュールに合わせて登録しておけば、自動で切り替わってくれますから。帳票に関する手間が大幅に省けました。
また、毎回紙をチェックしなくてもデータにすぐアクセスできるようになったおかげで、担当者同士での情報共有もうになったおかげで、担当者同士での情報共有もスムーズになりましたね。
また、現場での記録を効率的に把握できるようになったのはもちろん、手書きで記録する際の誤記入や記入漏れがなくなったことで、品質向上も併せて実現できました。
福角さん:私の目線では、管理者よりも、むしろ作業者の方にとっての恩恵のほうが大きいと感じています。例えば、食品の温度を記録する時に、紙の場合は、温度計を取って温度を計り、温度計を置いてペンを取り…と、意外と多くの手間が掛かっているんですね。
それがKAMINASHIの場合、数回端末を操作して付属の温度計で計るだけで済みます。
今までとは全く違った管理システムを導入するということで、トラブルが起きた時の対応に不安はありましたね。端末(iPod)やインターネットに関するものだと、自社だけで解決するのが難しいので、導入後のサポートをしっかりしてもらえるかどうかが気になっていました。
ただ、それらは結局杞憂に終わりました。
テスト導入の時に、実際にインターネットのトラブルが起きてしまったのですが、迅速丁寧な対応をしていただけました。おかげで、業務に支障が出るようなことは全くありませんでした。それからは、「これなら万が一何かが起こっても安心だな」と思うようになりましたね。
ありがとうございます!
皆さまに安心してお使いいただけるよう、これからも万全のサポートをご提供してまいります。
現場で作業をされている木佐貫さんにも、業務の合間にインタビューをさせていただきました。
木佐貫さん:紙に書かなくてもよくなったのは嬉しいですよね。
記録に関する作業が、前よりもずっと楽になったと感じています。
文字が大きくて見やすいですし、操作もシンプルなので、迷うこともありません。作業しながらでも押し間違いをしないで使えるような設計になっているのがいいですね。「作業者の目線に立って作られているな」と思います。
福角さん:KAMINASHIに出会う前は、「効率化の手段としてIT化をする」という発想自体がありませんでした。作業指示書や作業手順書など、紙の帳票をどう改善するかばかりを考えていたんですね。紙での管理を不便に感じていても、それが当たり前でしたから。
今ではもう、KAMINASHIは”なくてはならないもの”になりました。今以上に使いやすくなり、もっと現場の業務を改善できるサービスに成長していくことを期待しています。
木佐貫さん:新機能が追加されていくたびに便利になっていくので、これからもこの流れを続けてほしいですね。
おふたりとも、本日はどうもありがとうございました!