1日700レコード!キッチンでの導入までの道のりサムネイル画像

株式会社エイエイエスケータリング

業種
製造業(食品製造)

1日700レコード!キッチンでの導入までの道のり

キッチン部門導入から3ヶ月が経過したAASC様に、安定運用までの経緯をお伺いしました。

機内食工場は多品種・少量生産のため、毎日大量の記録が発生します。その中で最も煩雑なのがキッチン部門でした。
その複雑さから、導入には慎重な声も多くありましたが、現在では完全ペーパレスを実現させています。

今回は現場責任者の濱さんに、導入から安定運用までの経緯についてお話を伺うことが出来ました。

2時間+1時間のチェック業務から開放

4月中旬から導入されてから約3ヶ月経過しました。 現在の状況はいかがですか?

濱さん:当初に比べると、かなり安定してきました。
作業者による入力漏れや、間違いなど、現在ではほとんど起きていません。毎日出勤時に記録のサマリー画面を開いて、承認ボタンを押すだけで終わります。

自分だけではなく、誰でも確認して承認できるようになりました。業務自体を標準化出来たのは良かったですね。

以前はどのような業務フローだったのでしょうか?

濱さん:チェック作業自体に1〜2時間程度掛かっていました。
もし不備などあった場合、現場との確認作業に1時間使ったりしていました。
前日の作業の担当者が休みだったり、思い出すのに時間が掛かったりするので、非効率なんですよね。

チェック作業は記録した瞬間に終わるので、今は一切やっていません。
また、何か不備があれば、リアルタイムで分かるので、その日中に確認出来たりもします。持ち越さないで対応できる場面も増えてきています。

導入前の現場スタッフの反応はどうでしたか?

濱さん:現場としては、『また仕事が増えるのか!?』というイメージを持っていました。
「最終的には紙がなくなって負担減るから、皆にとっても楽になることなんだよ」という話をしましたね。

当初はやはり、若いスタッフが率先して動いてくれました。彼らは普段からスマートフォンに慣れているため、一瞬で吸収し、周りに対して波及させる役割を担ってくれました。

逆に、ご高齢の方には工夫をして少しずつ慣れてもらいました。特に、デバイスの文字が小さいという意見もあったので、設定で文字を大きくするなど、見やすくなる工夫をしてました。
(※iOSには設定から文字表示の大きさを変更できる。)

KAMINASHIチーム

確かに、若い方は初日から問題なく使いこなしてましたね。
導入時にすごく思い出に残っているのは、2日目に高齢のスタッフの方が『紙よりKAMINASHIの方がいい!名前書いたり、判子押したりしなくていい。タッチだけでいいから。』と仰っていたことです。あれは嬉しかったです。

記録用紙まで歩かなくていいとか、帳票の束をめくらなくていいとか、各自いろいろ良いと感じる点は違うんですよね。

言い続けること、向き合い続けることが大事

今の安定した状態になるまでは大変なこともあったのではないでしょうか?

濱さん:そうですね、導入したばかりの時は色々苦労もありました。
対象のアイテムを中々探せなかったり、打ち間違いなどがあったりと、毎日何かしら現場からSOSが出ていましたね。

僕から現場のスタッフには、「何かあったらすぐに言ってくれ。」という事を伝えていました。CCPは最重要管理点なので優先して対応しました。

別の業務もあるので、忙しいんですが、レスポンスを早くすることが大事ですね。
『何か問題があっても言えば対処してくれる』と思ってもらえたことが良かったです。

業務フロー自体も少し変えましたよね?

濱さん:変えましたね。
KAMINASHIを運用すると、データから上手く行っていない部分や、非効率な部分が分かってきます。

余り具体的なことは言えないですが、これまでは前工程と後工程を全部1人でやっていた作業があったんです。それだと上手く機能していないことが分かりました。

それを1名専任で後工程だけやるポジションを作ることで、大分効率化されました。

KAMINASHIチーム:ソフトウェアに業務を合わせるというのは中々難しいですし、現場はやりたがらないですよね。欧米ではソフトウェアに業務を合わせるスタイルが浸透しています。だから、圧倒的にIT化が進んでます。

濱さん:100%は難しいと思いますが、やってみる価値はありますよね。チャレンジしてみて、ダメならすぐに結果がデータで分かるので、元に戻せばいいと思っています。

何かを変えたら、結果が自動で出てくるのがIT化の利点だと思います。

2ヶ月×数人でペーパレス化を実現

432-3

これまで数十年紙でやっていたことを2ヶ月ちょっとでデータ化出来たのは、よくよく考えるとスゴイですよね。それも濱さんと数名だけで。

一番は現場スタッフの協力があったからですね。

やっぱり最終的には僕ら自身が楽になりますから。チェック作業がなくなるし、記録を探して見つからないとかも無いですし。

今後は残りの一部もペーパレス化して、完全データ化を成し遂げたいですね。

今後、キッチン内でのKAMINASHI活用を考えている方々に一言お願いします。

濱さん:担当の方が継続して、やり続ける、言い続けるのが大事です。
KAMINASHIの機能も僕らが導入した頃よりレベルアップしているはずなので、これからやる方々はもっと楽にできると思いますよ(笑)。

KAMINASHIチーム:ご期待に添えるように、頑張ります!!!(笑)

KAMINASHIでは事前テストから導入までフルサポートをこなっています!

Q:導入までの期間はどの程度かかりますか?

お客様の状況にもよりますが、Wifi環境があれば初回打ち上合わせからおおよそ2週間で導入可能です。

よりスピーディーに簡易的にやる場合はポケットWi-Fiなどを月2,000円程度でご契約頂き導入することも可能です。

Q:ITに詳しい人間がいないのだけど大丈夫?

はい、大丈夫です!
これまで延べ300人程にレクチャーし、使っていただきました。その中で、ご高齢の方では70歳近い方も毎日アプリを使っています。
PCの管理画面操作については、エクセルで入力が出来れば十分操作可能です。

Q:どのように問い合わせればいいの?

Web上からお問い合わせ下さい。

訪問させて頂き、デモを見ていただきます。
ご検討頂き、テスト利用の後に導入可否をご判断いただきます。