国内に2万1402店舗(2023年2月末時点)を展開する株式会社セブン-イレブン・ジャパンでは、ITツール活用による品質管理状況の可視化や現場の生産性向上を目的に、『カミナシ』を製造工場での推奨ツールとする指針を策定しました。セブン-イレブンのお弁当・お惣菜を製造するパートナー企業が加盟する日本デリカフーズ協同組合と協働で、各社へ『カミナシ』の導入を推進。開始から約3年で、現在までに139工場への導入が完了しています。
ノーコードで現場主導での導入が可能
セブン-イレブンにとって製造メーカーは独立した取引先のため、ITツールの導入は各社で行う必要がありました。さらに、製造メーカーには専任のIT担当者がいない場合も多く、現場担当者自ら導入できるツールを中心に選定。『カミナシ』は、プログラミング知識が不要で、マウスのドラッグ&ドロップだけで設定ができるノーコードツールである点が評価されました。
品質管理状況の可視化による衛生・品質管理レベルの向上
『カミナシ』の導入により、品質管理業務の実行状況が可視化されたことで、工場全体の品質管理状況を把握できるようになり、衛生・品質管理レベルの向上につながっています。具体的には、『カミナシ』上でのスケジュール設定により、点検・記録漏れの予防が可能になりました。また、逸脱があった場合は、アラート機能により工場管理者にリアルタイムで通知されるようになりました。これによりミスや異常を迅速に把握することで工場全体の衛生管理レベルが向上しています。
デジタル化による現場の生産性向上
『カミナシ』導入後、工場では紙帳票の印刷や回収、保管の時間、工場内の各所へ出向いて紙帳票を確認する必要がなくなり、工場管理者の作業時間が短縮されました。
また、『カミナシ』導入時に業務フローを見直すことによって、従業員の業務効率化への意識が向上するとともに、導入を担当した社員は「デジタル推進人材」へのスキルアップを実現しています。
さらに、従業員の多国籍化が進む工場では『カミナシ』の多言語翻訳機能を活用することで、外国人従業員も母国語による作業手順の確認や記録が可能になり、活躍の場が広がる効果が見えています。
カミナシがもたらした品質管理の業務改革ーーフレッシュフードのさらなる「安全・安心」へ
セブン-イレブンの弁当・惣菜製造するメーカー139工場が、品質管理業務のデジタル化にカミナシを導入 (PRTIMESのサイトへ遷移します)