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公開日 2025.02 .26

更新日 2025.12.18

予防保全を効率化できるシステム10選。事後保全との違いや具体的な改善事例を紹介

予防保全を効率化できるシステム10選。事後保全との違いや具体的な改善事例を紹介

企業の生産性を維持するために、社内設備の予防保全は重要です。しかし、予防保全を行う場合、日々の点検や点検結果のレポート作成、点検結果に基づく部品交換など、さまざまな作業を行う必要があります。予防保全を含む、設備保全(事後保全や予知保全)業務を少ない人員で円滑に進めるためには、システムの導入を検討してみてもいいかもしれません。

そこで本記事では、予防保全システムの概要や実現できること、予防保全システム10個を紹介します。

目次

現場の従業員がチョコ停時や軽微な不具合発生時に、カンタンに設備の状態を記録に残せる「カミナシ 設備保全」。予防保全のためには、まずは機械や設備の状態を正確に記録し、対策を考えることが重要です。ペーパーレス化の成功事例や製造業DXの進め方をまとめたお得な資料3点セットは以下のボタンから無料でダウンロードできます。

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予防保全システムとは

予防保全システムとは、設備情報の一元管理や点検スケジュールの作成など、予防保全を効率的に実施するための機能を備えたシステム(ツール/アプリ)です。

予防保全は、故障を予防することに重点を置く保全方法を指します。設備の点検を事前に決めたルールに従って行い、故障が起きる前に修理対応を実施します。

予防保全を行う場合、点検スケジュールの作成や修理対応の記録が必要です。予防保全システムを導入することで、カレンダー画面でのスムーズな点検スケジュールの管理や、専用の入力フォームによる迅速な不具合報告や修理対応の記録を行えます。

予防保全と似た用語「保全予防」や「事後保全」との違い

予防保全と似た用語として、保全予防や事後保全が挙げられます。

保全予防とは、設備の稼働中に故障しない、もしくは故障しても迅速に修理できるように、故障を引き起こす原因を排除しながら設計することです。予防保全は設備の稼働中に実施されますが、保全予防は設備の設計段階で行われます。

一方、事後保全とは、設備の故障や生産力の低下、不良品の製造などが起こった際に修理を行う保全方法です。予防保全、保全予防、事後保全の意味をまとめると、以下のとおりです。

用語

意味

予防保全

設備の故障を予防することに重点を置いた保全方法

保全予防

設備の稼働時に故障しない、もしくは故障しても迅速に修理できるように、故障の原因を排除しながら設計すること(※ 保全方法ではない)

事後保全

設備に故障や生産力の低下、不良品の製造といった現象が見られた際に対処を行う保全方法

予防保全の主な種類

予防保全は、実施方法によっていくつかの種類に分類されます。予防保全の主な種類として、以下の5つが挙げられます。

種類名

詳細

実施のポイント

時間基準保全
(TBM:Time-based Maintenance)

あらかじめ決められた間隔で定期的に点検、修理を行う

点検、修理の間隔が長すぎると故障リスクが高まり、短すぎると作業コストが増えるため、適切な間隔を設定する必要がある

利用基準保全
(UBM:Usage-based Maintenance)

基準となる利用回数や利用量を決め、設備がその基準に達したら点検・修理を行う

時間基準保全と同様に、基準となる利用回数や利用量は適度な数値に設定する

状態基準保全
(CBM:Condition-based Maintenance)

設備の状態を測定し、劣化が進んでいると判断した場合に修理を行う

測定する値、測定の方法、修理を行う基準を策定する必要があり、実施に当たっては十分な体制作りが必要

故障リスク基準保全
(RBM:Risk Based Maintenance)

設備が故障した際の影響と発生確率を評価し、両者の評価結果によって点検・修理の必要の有無を判断する

評価基準に主観が入りやすいため、設備を評価する際は複数人の意見を取り入れて慎重に進める必要がある

信頼性中心保全
(RCM:Reliability Centered Maintenance)

各設備について、起こりうる故障や故障が及ぼす影響などを詳細に分析したうえで、保全方法を考える

各設備の分析については高度な専門知識が求められるため、分析を行う人材の育成を丁寧に行うことが重要

5つの予防保全とその詳細、実施時のポイント

時間や利用状況などで機械や設備の状態を把握し、適切な予防保全活動をするためには、記録管理が重要です。スマホやタブレットでQRコードを読み取るだけで、記録フォーマットが立ちあがりカンタンに設備の状態を記録に残せる「カミナシ 設備保全」。概要資料やペーパーレス化の成功事例や製造業DXの進め方をまとめたお得な資料3点セットは、以下のボタンから無料でダウンロードできます。

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予防保全システムの導入によりできること

予防保全システムを導入した企業は、さまざまな恩恵を受けられます。ここからは、予防保全システムの導入によりできることとして、以下の4つがあります。

  • 設備の状態が一定以下にならないため、品質に差が出ない

  • 設備が故障する前に異常検知できるため、生産性低下のリスクが抑えられる

  • 設備が故障する機会を減らし、設備の長寿命化をはかる

  • 設備の状態を適切に把握し、修理に必要な部品の過剰発注を減らす

予防保全システムの導入によりできることを把握すると、導入するかどうかを決めやすいです。予防保全システムの導入を迷っている人はぜひ参考にしてください。

設備の状態が一定以下にならないため、品質に差が出ない

機械や設備を異常がある状態で稼働させると、製品の品質低下につながりやすくなります。そのため、設備は万全な状態を保って稼働させることが望ましいです。

予防保全システムを導入すると、設備の細かな異常を発見しやすくなるので、適切なタイミングで清掃や点検ができ、万全な状態を保てます。設備の状態が一定以下にならないことで、製品の品質に差が出にくくなります。

設備が故障する前に異常検知できるため、生産性低下のリスクが抑えられる

生産ラインで使用されている機械や設備が故障すると、製造が止まります。故障の原因によっては修理に時間がかかり、企業の生産性が大きく低下する危険があるため、設備が故障する事態は極力避ける必要があります。

予防保全システムを導入すると、設備が故障する前に異常を検知できるため、設備が故障する可能性を大幅に下げることが可能です。これにより、生産性が低下するリスクを抑えられます。

設備が故障する機会を減らし、設備の長寿命化をはかる

現場の設備が故障した場合、故障した箇所以外にも負荷がかかる可能性があります。また、修理が不可能なほど甚大な故障が発生した場合、設備を利用できなくなります。設備を長く使うためにも、設備の故障率を低下させることは重要です。

予防保全システムを導入すると、設備が故障する前に点検を行う体制が整います。こまめな点検が可能になり、故障の機会が減るため、設備を長寿命化につながります。

設備の状態を適切に把握し、修理に必要な部品の過剰発注を減らす

設備が故障して修理を行う際は、修理作業に部品が必要になります。設備の故障が頻発する場合、部品を切らして修理できなくなる事態を避けるため、常に多くの部品を準備する必要があります。

しかし、予防保全システムを導入すると、設備の異常に気付きやすくなるため、故障するリスクを抑えやすくなります。その結果、故障が少なくなるので、修理の機会も減少し、修理に必要な部品を余分に用意することもなくなります。また、部品の在庫が減ることで、その分のスペースが空き、他の備品の在庫管理が容易になるというメリットもあります。

設備状態と部品の使用履歴を正確に管理し、過剰発注を防ぐ

設備の状態を正しく把握して修理部品の過剰発注を防ぐためには、劣化の進み具合や交換履歴、消耗頻度などを一元的に記録し、必要なタイミングで正確に参照できる体制が欠かせません。情報が紙やExcelに散在していると、どの部品がいつ交換されたのか把握しづらく、安全側に倒して多めに部品を確保してしまい、在庫コストの増加につながります。

カミナシ設備保全では、設備と紐づいた部品リストや在庫数を管理でき、予備品の在庫・発注点管理を最適化。予備品の“今”が把握できる環境を整えたい方におすすめです。

▼こんな方におすすめ

  • 在庫不足による対応遅れをなくしたい

  • 設備ごとに必要な予備品を整理して管理したい

  • 発注点管理を属人化させず、自動的にアラートしたい

予防保全を効率化できるシステム10選

予防保全を効率化できるシステムを選ぶ際、自社の解決したい課題を明確にすることで適切なシステムを選びやすくなります。

定期的な間隔で点検を行いたい場合は、点検スケジュールをカレンダーで整理できるシステムを選ぶのがおすすめです。設備の詳細や直近の保全履歴など、各種情報を整理して予防保全を行いたい場合は、管理台帳を一元化できるシステムを選びましょう。

設備の何らかの値を正確に計測したい場合は、設備へのセンサーの取り付けや、AIの利用ができるシステムを選ぶと良いでしょう。

以下に予防保全を効率化できるシステム10個をまとめました。それぞれのシステムの特徴を確認し、どういった予防保全を実施したいかも考えて、自社に合うシステムを探してみてください。

システムの名称

向いている予防保全の種類

特徴

カミナシ 設備保全

時間基準保全

・設備のQRコードを読み取るだけで点検内容を入力できるフォーマットが立ち上がる
・点検内容を写真付きで記録できる
・点検記録が送信されると管理画面で通知される

COLMINA 設備保全管理 PLANTIA

時間基準保全

・設備の保全周期を設定すると、自動的に保全カレンダーが生成される
・保全周期ごとに保全内容の詳細を設定でき、テンプレート化もできる
・過去の修理案件の情報を管理できる

SMART TPM

時間基準保全

・設備の点検スケジュールをガントチャートで可視化できる
・過去の点検のデータをグラフで表示できる
・点検のデータをExcelで出力できる

ミロクルカルテ

時間基準保全

・設備の点検状況をダッシュボードで確認できる
・カレンダー画面で点検計画を確認できる
・設備の二次元コードを読み取るだけで修理依頼を出せる

ゲンバト設備管理

時間基準保全

・カレンダー機能と事前通知機能で点検作業の漏れを防げる
・過去の設備の故障について記録できる
・設備の取扱説明書、契約書、消耗品図面などを一元管理できる

EQSURV Manager

利用基準保全

・設備仕様、設計データ、運用記録などを一元管理できる
・設備の図書、説明書、予備品に関する情報を紐づけて管理できる
・設備の点検データや計測情報をグラフ化して分析できる

MENTENA

利用基準保全

・管理台帳で各設備のライフサイクルを確認できる
・管理台帳で部品の在庫状況を確認できる
・点検作業の予定をチェックシートにまとめられる

MONiPLAT CBM

状態基準保全

・設備の計測値をグラフで確認できる
・設備に状態異常がある場合は、メールで通知される
・システムの導入をスタッフにサポートしてもらえる

Impulse

状態基準保全

・設備に異常がないかをAIを使って監視できる
・異常を検知した際は、AIが原因を分析してくれる
・AIが将来的に故障につながりそうな部分を分析してくれる

i3 CbM Solution

状態基準保全

・AI機能を搭載したモジュールで、設備の状況を計測できる
・モジュールが小型で配線不要であるため、簡単に導入できる
・設備の計測器のメンテナンスに手間をかける必要がない

カミナシ 設備保全

カミナシ 設備保全は、製造現場の方がスマートフォンやタブレットで点検内容を保全担当者へ共有でき、設備や機械ごとの修理履歴の記録が取れ、事後保全から予防保全につなげるための設備保全システムです。

設備保全システム「カミナシ設備保全」|クラウド管理で稼働率UP

画像引用元:カミナシ設備保全|株式会社カミナシ

あらかじめ各設備に設置したQRコードを読み込むだけで該当の設備の点検記録を入力できるフォーマットが表示されます。点検内容を簡単に記録できるため、保全担当者が現場へ向かわなくても、製造現場の方だけで設備の点検作業やチョコ停などの不具合報告が可能です。

設備の点検内容は写真付きで記載できるため、点検内容を後から見返す際にも状況を把握しやすくなります。

また、点検記録が送信されると管理画面で通知されるため、保全担当者を工場内で探したり、事務所まで行ったり、電話をかけたりする報告の手間も省けます。

スマホやタブレットでQRコードを読み取るだけで、記録フォーマットが立ちあがりカンタンに設備の状態を記録に残せる「カミナシ 設備保全」。概要資料やペーパーレス化の成功事例や製造業DXの進め方をまとめたお得な資料3点セットは、以下のボタンから無料でダウンロードできます。

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COLMINA 設備保全管理 PLANTIA

COLMINA 設備保全管理 PLANTIAは、設備の保全周期を登録すると、保全のスケジュールが自動生成され、カレンダーで管理できる設備保全システムです。

画像引用元:COLMINA 設備保全管理 PLANTIA|富士通株式会社

保全周期には、作業項目や使用備品、点検項目などの保全内容を設定できます。よく使う保全内容はテンプレート化できるため、似ている内容の保全計画を複数策定する際は効率の良い作業が可能です。

また、過去の修理案件に関する情報を管理することで、保全に関するノウハウを備忘録として蓄積できます。さまざまな保全のノウハウをCOLMINA 設備保全管理 PLANTIA内で共有することで、保全に関する情報を探す手間が減り、予防保全の業務コストを削減しやすくなります。

参考:COLMINA 設備保全管理 PLANTIA|富士通株式会社

SMART TPM

SMART TPMは、各設備の点検スケジュールをガントチャートで可視化し、今後の点検計画を把握できる設備保全システムです。

画像引用元:SMART TPM|株式会社テクニカルイン長野

ガントチャートの画面で、設備ごとのに表示されているバーをクリックすると点検実績を入力できるため、保全記録をスムーズに管理できます。

過去の点検によるデータはグラフ化され、ダッシュボードで一覧表示できます。点検データはExcelファイルでのエクスポートも可能であるため、過去の保全実績を書類でまとめる際にも便利です。

参考:SMART TPM|株式会社テクニカルイン長野

ミロクルカルテ

ミロクルカルテは、設備の点検状況をダッシュボードで一覧表示し、点検作業の進み具合が共有できる予防保全システムです。

画像引用元:ミロクルカルテ|株式会社ミロクリエ

ダッシュボードでは、各設備の点検業務を作業前と作業中、完了などの作業フローごとに分類することで、それぞれの進捗を一目で確認できます。

カレンダー画面では点検計画を確認でき、ダッシュボードで作業進捗を更新しつつ、カレンダー画面で点検計画を調整することが可能です。両方の機能を使い分けることで、保全業務のスケジュール管理を正確に行えます。

また、あらかじめ各設備の二次元コードを発行しておくことで、設備が故障した際は、該当する二次元コードを読み取って、即座に修理依頼が出せます。万が一設備の故障が起きた際にも、スムーズに対応できる点が魅力です。

参考:ミロクルカルテ|株式会社ミロクリエ

ゲンバト設備管理

ゲンバト設備管理は、カレンダー機能と事前通知機能によって点検漏れを減らせることが特徴の予防保全システムです。

画像引用元:ゲンバト設備管理|株式会社山善

点検計画をあらかじめカレンダーで確認できるだけでなく、点検の予定が近づくと通知が来るため、点検作業を忘れるリスクを最大限に抑えられます。点検結果の入力はリアルタイムで反映されるため、管理者がスムーズに確認できる点も魅力です。

過去に発生した設備の故障に関しては、故障の発生から完了までのプロセスを記録できるため、似たような故障が発生した際はゲンバト設備管理から過去の事例を参考にできます。

また、設備の取扱説明書、契約書、消耗品図面といった書類が一元管理できる点も優れており、設備の詳細をすぐに知りたいときにも便利なシステムです。

参考:ゲンバト設備管理|株式会社山善

EQSURV Manager

EQSURV Managerは、設備仕様や設計データ、運用記録など設備に関するあらゆる書類を一元管理することで、社内における書類の散在を防ぎ、予防保全に関する情報を一元管理できるシステムです。

画像引用元:EQSURV Manager|東芝システムテクノロジー株式会社

各種設備の情報はすべて台帳管理画面でまとめられ、設備の図書や、説明書、予備品なども紐づけて管理できます。保全計画の策定から修理対応まで、あらゆる作業で必要な情報を台帳管理画面で確認できます。

設備の点検データや計測情報は設備状態参照の画面で確認でき、各データをグラフ化して分析可能です。

参考:EQSURV Manager|東芝システムテクノロジー株式会社

MENTENA

MENTENAは、点検作業、ファイル共有、点検内容の分析など、幅広い作業を効率化できる設備保全システムです。

画像引用元::MENTENA| 八千代ソリューションズ株式会社

管理台帳機能で設備情報をまとめることで、各設備のライフサイクルを確認でき、適切な点検スケジュールを立てられます。また、管理台帳機能で部品の在庫状況も確認できるため、棚卸業務が効率化できる点も魅力です。

実施が予定されている点検作業はチェックシートにまとめられ、実施日や点検項目の内容が一覧で表示されます。チェックシートを確認することで、点検作業を漏れなく実施できます。

参考:MENTENA| 八千代ソリューションズ株式会社

MONiPLAT CBM

MONiPLAT CBMは、記録を取りたい設備にセンサーを取り付けて、設備の状態をパソコンの画面で確認できる予防保全システムです。

画像引用元:MONiPLAT CBM|株式会社バルカー

計測値はグラフで表示されるため、一目で確認できます。設備に状態異常が検知された際にはメールで通知されるため、迅速な修理対応が可能です。

また、MONiPLAT CBMはスタッフのサポートが手厚い点も魅力です。予防保全を行う設備へのセンサー設置や接続テスト、システムの初期設定などをスタッフが代行してくれるため、予防保全を初めて行う人でも安心して利用できます。

参考:MONiPLAT CBM|株式会社バルカー

Impulse

Impulseは、AIに設備の正常な動作をあらかじめ覚えさせて、監視中に通常とは異なる動作が見られた場合に異常を検知できる予防・予知保全に対応したシステムです。

画像引用元:Impulse|ブレインズテクノロジー株式会社

設備をカメラで撮影し、動画データからAIが設備の動きや形状を分析して、設備の状態を判定します。

AIが異常を検知した際は、異常が起きた要因も分析するため、修理対応をスムーズに進められます。

また、正常に稼働している設備をAIに詳しく分析させることで、将来的に故障の原因となり得る部分の感知も可能です。故障につながる可能性があるポイントを知ることで、今後の保全計画を的確に策定できます。

参考:Impulse|ブレインズテクノロジー株式会社

i3 CbM Solution

i3 CbM Solutionは、設備にAI機能を搭載したモジュールを取り付け、設備の状況を把握する予防・予知保全に対応したシステムです。

画像引用元:i3 CbM Solution|TDKプロダクトセンター

設備の状況を計測するモジュール、モジュールからの信号を受信するコントローラ、そしてパソコンに導入するソフトウェアの3点で構成されています。

パソコンにコントローラを取り付けた上で専用のソフトウェアを導入することで、モジュールからの信号を受信し、画面上で計測データを確認できる仕組みです。

モジュールが小型で、配線が不要なため簡単に導入できます。また、モジュールが小さいため、設備を計測する機器のメンテナンスに手間がかからない点も魅力です。

参考:i3 CbM Solution|TDKプロダクトセンター

将来の予防保全を見据えたシステム導入事例|株式会社オイシス

予防保全を進めるために現在実施している保全業務を「カミナシ 設備保全」へ移行し、設備保全に掛かる業務時間をひと月あたり20時間削減しました。製造現場内にある全ての機器にQRコードを貼り、スマートフォンでQRコードを読み取ることで、現場の従業員に不具合報告や作業記録をしてもらうことで着実にデータを貯めていく仕組みを作りました。

その結果、以前使用していた設備台帳システムの記録よりも4.1倍の記録数になり、設備ごとの記録件数(≒故障件数)の可視化が可能になりました。これにより、1〜2年後には予防保全につなげられる見込みが立っています。オイシスは「機械を止めない」と「チョコ停を減らす」を重大テーマとして掲げ、保全活動を着実に進めています。

予防保全はシステムの導入による効率化を検討しよう

予防保全を行うと、現場の設備が故障するリスクが少なくなるため、生産性の向上につながります。一方で、保全計画の立案や報告書の作成など、故障を予防するための作業コストがかかる点はデメリットです。

予防保全を効率化できるシステムを導入すれば、設備の分析機能を活用して保全計画をスムーズに策定でき、簡単な入力だけで報告書の作成も可能です。システムの導入によって作業コストを削減できるため、予防保全のデメリットを抑えられます。

設備点検DXの事例や製造業界におけるDXの推進方法、カミナシ 設備保全の概要資料をまとめた「設備保全DX3点セット」は以下のボタンより無料でダウンロードできます。

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執筆者:現場と人 編集部

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