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公開日 2026.04 .23

更新日 2026.04.17

製造業の現場DXを加速!「フィジカルAI」がもたらすロボット実用化の最前線

製造業の現場DXを加速!「フィジカルAI」がもたらすロボット実用化の最前線

深刻な人手不足や設備の老朽化など、製造業の現場は多くの課題に直面しています。その解決策として今、急速に注目を集めているのが、現実世界を理解して柔軟に動く「フィジカルAI」を搭載した最新のロボットです。

本記事は、YouTubeチャンネル「ゲンバとヒト -日本の変革に挑む-」で公開された動画『フィジカル AI 最前線|生成 AI ――の次にくる 現場 DX の転換点をugo株式会社 CEO に聴いた【前編】』の内容を基に作成しています。

松井CEOが語る、フィジカルAIの基本から、低価格化による実用化の加速、設備点検の自動化まで、製造業に従事する方が知っておきたい最新動向をまとめました。ぜひ現場のDX推進のヒントとして本編をご一読ください!

目次

動画本編はコチラ

生成AIの次は「フィジカルAI」!従来の産業用ロボットとの違いとは?

フィジカルAIとは、カメラの映像などから「現実世界を理解できるAI」のことです。

製造現場で広く使われている従来の産業用ロボットはルールベースで動くため、決められた反復作業は得意な反面、状況が少しでも変わると対応しきれないという課題がありました。

しかし、フィジカルAIを搭載したロボットは、現場の状況や文脈を理解し、自らの動きを柔軟に変えることができます。これにより、これまで自動化が難しかった領域にまでロボットの活用範囲が一気に広がっています。

なぜ今、ロボットの実用化が急加速しているのか?3つの背景

フィジカルAI搭載ロボットの実用化が現在急速に進んでいる背景には、以下の3つの要因があります。

  1. コンピューティング能力の進化:NVIDIA製GPUなどの劇的な進化により、AIが現実世界の画像や映像を処理し、行動へと変換できるようになったこと。

  2. ハードウェアコストの劇的な低下:中国におけるEVやドローン、スマートフォン向け部品の大量生産により、ロボットの製造コストが10年前の半分から数分の一へと大幅に下がったこと。

  3. 市場の人手不足とDXの加速:コロナ禍を経て非対面や自動化のニーズが高まり、社会全体で「ロボットに頼ろう」という機運が高まっていること。

製造現場で活躍する「ugo」ロボットの実践的アプローチ

ugo株式会社が提供するロボットは、現場での実用性を重視し、既存の環境を大きく変えずに導入できるのが特徴です。

例えば、アーム(腕)を持つ人型ロボットは、人間のために設計された「エレベーターのボタンを押す」といった動作が可能で、高額な設備改造なしで複数フロアを移動できます。

また、設備の隙間に入れる小型の点検ロボット「ugo mini」は、4Kカメラやサーマルカメラを搭載しています。メーターの読み取りや異常温度の検知など、これまで人の目と足に頼っていた設備点検を自動化・高頻度化できるため、予防保全にも貢献します。

現場に合わせたAIチューニングを可能にする「模倣学習キット」

製造現場には、各社固有の複雑な作業が数多く存在します。そこでugoでは、直感的にロボットを操縦できるミニチュアコントローラーがセットになった「模倣学習キット」を提供しています。

これにより、現場の担当者がまるで新入社員に作業を教えるように、ロボットに腕の動きを直接教え込み、自社の現場に最適化されたAIへとチューニングしていくことが可能になります。また、同社のロボットは現場の作業員に愛着を持ってもらえるよう、親しみやすいデザインが施されており、人とロボットが協働しやすい工夫もなされています。

動画本編では、記事で紹介しきれなかったトピックや、より詳細に昨今の製造現場のことや「フィジカル AI」について言及しております。是非動画もご覧ください。

ゲンバとヒトのYoutubeページはこちら

執筆者:現場と人 編集部

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