イオンファンタジーは、アミューズメント施設「モーリーファンタジー」やプレイグラウンド「スキッズガーデン」「キッズーナ」をはじめとする複数の施設ブランドを、日本・中国・アセアンで1,000店舗以上展開しています。同社では、全社的な中期経営計画のテーマの1つにDX推進を掲げ、その中で、店舗のペーパーレス化とともに安全管理体制の強化を目的に、カミナシを導入しました。
『カミナシ』の活用方法と成果
1. 全店舗に散在する紙帳票をデジタル化し、店舗のDXを推進
直営468店舗で年間8,000人時の工数削減と67,500枚の紙帳票の削減を実現
イオンファンタジーでは、これまで店舗内の安全点検をはじめとした記録業務を、紙の帳票を用いて行っていました。また、店舗のバックヤードにある事務所で、紙帳票を保管するスペースの確保が課題となっていました。そのような中で、全社的にDX推進が中期経営計画として策定されて以降、バックオフィスを中心にITツールの導入が進められており、店舗運営についてもDXが進められていました。
その一環として、店舗に『カミナシ』を導入し、遊具の安全管理業務を中心に活用したところ、紙の削減はもちろん、紙帳票の管理にかかる工数が削減できました。また、これまで店舗に行かなければわからなかった店舗内の安全点検状況が、『カミナシ』の管理画面上で確認できるようになりました。これにより、一人あたり5〜10店舗を担当するエリアマネジャーの移動や確認するための工数など、イオンファンタジー全体で年間約8,000人時もの工数を削減できる見込みです。
2. テスト導入から1ヶ月後には468店舗へ展開し、利用率は90%超。
紙帳票と変わらないUIの実現によって、安全管理業務のデジタル化が現場に浸透。
幅広い年齢層の店舗スタッフが在籍するイオンファンタジーでは、全社的なDX推進のために店舗でのITツールの導入も積極的に行ってきました。
導入したITツールの中には利用率が60%程度にとどまり、なかなか定着が進まなかったものもある中で、『カミナシ』の導入時には10店舗でのテスト導入後、わずか1ヶ月で400以上の直営店へ展開し、利用率も数ヶ月で90%以上を実現。実施しなければならない業務はスケジュール機能を活用して自動的に表示させ、また「○」「×」だけ入力するシンプルなUIから、説明会の開催や特別なマニュアルを用意することなく、店舗スタッフに定着させることができました。これにより、遊具の安全点検を着実に実施することができるようになり、店舗の安全管理の品質や効率が向上しました。
導入事例ページ
468施設の安全管理業務をデジタル化。店舗スタッフ5,000名、エリアマネジャー70名で取り組む現場DXに、カミナシを活用している理由
プレスリリース
アミューズメント施設を運営するイオンファンタジー、468店舗の遊具の安全管理に「カミナシ」を導入し、8,000時間の工数削減へ(PRTIMESのサイトへ遷移します)