株式会社エイエイエスケータリング
- 業種
- 製造業(食品製造)
もう紙での管理は考えられない
航空機内食の調製・販売を手がけている株式会社エイエイエスケータリング。
その現場では、毎日発生する膨大な量の帳票のチェックに忙殺されていたといいます。
そんな同社が、KAMINASHIを導入することで、どのようにして現場の管理を効率化することができたのかを、品質保証部門マネージャーの池ノ上さん、ミールアッセンブリー部門スーパーバイザーの義原さんと森下さんにお伺いしました。
紙の帳票をチェックする手間がゼロに
KAMINASHI導入以前は、どのようにして現場での品質管理をされていましたか?
義原さん:パソコンで帳票を作成し、印刷・コピーして現場に配布していました。そこに現場の作業者が、計測した温度や作業の時間などを手書きで記録するという方法ですね。
その管理方法になにか課題はありましたか?
義原さん:管理者の立場からすると、とにかく、チェックの手間が多いことですね。私が担当する部署だけでも1日100枚もの帳票が発生していました。それを1枚ずつチェックするとなると、どうしても時間が掛かってしまいます。
その課題は、KAMINASHIを導入したことで改善されましたか?
義原さん:劇的に改善されましたね!
KAMINASHIでは記録がデータとして保存されるので、チェックに掛かる時間は比べ物にならないくらい短くなりました。
高齢の作業者の方でもすぐに使いこなしていた
紙での管理からKAMINASHIに切り替える上で、何か懸念はありましたか?
森下さん:高齢の作業者の方が、端末(iPod)を使いこなせるかどうかという不安はありました。
普段からスマートフォンを使っていない方もいるので、導入したあとに「使いづらいからやっぱり紙の方が良い」と言われるのではないか、とは少し思ってしまいましたね。
実際の作業者の方のKAMINASHIに対する感想はどのようなものでしたか?
森下さん:私が想像していたような声はあがりませんでしたね。
最初こそ「私には難しい」と言っていた高齢の作業者の方でも、あっというまに慣れ、すぐに使いこなしていました。
マニュアルも分かりやすいですし、直感的な操作ができるので、使い方を教えるのにコスト(時間)が掛かるということもありませんでした。今では多くの作業者の方が「こっちの方が楽だ」と言っています。
義原さん:諸事情で1日だけ紙での管理に戻した日があったのですが、作業者の方から不満を漏らされましたよ。
森下さん:そうそう。「えー!紙に書くのー!」…みたいな(笑)
ありがとうございます。そういっていただけると励みになります!
効率化に正確性を兼ね備えた安心感
池ノ上さんはいかがでしょうか。 品質保証部門から見て、KAMINASHIのどんなところに利点を感じますか?
池ノ上さん:正確性を高めることができる(誤記入の防止ができる)というのは大きな利点ですね。それに加え、管理工数が削減でき、紙の保管スペースも不要となるなど、コスト面での効果も期待できます。KAMINASHIは食品製造事業者が長年探し求めていた、ありそうでなかった画期的なクラウドサービスであると感じています。
それでは逆に、「この機能を追加して欲しい」というご要望はありますか?
池ノ上さん:食品製造事業者ですので、品質管理の維持強化を徹底しつつ、集めたデータを工数管理や生産管理に繋げる機能が強化されると良いかと思います。
また、従業員の健康管理など、個人衛生管理全般にも活用し、工場に関することを一括で管理出来るシステムに発展することを期待しています。
生産性管理や、個人衛生管理に関する機能の拡充のご要望は多くいただいています。開発を進めていきますので、是非お待ちいただければと思います。
最後になりますが、皆さんのKAMINASHIに対するご期待をお聞かせください。
義原さん:KAMINASHIを導入して文字通り”紙がなくなった”ことで、現場の負担が大幅に減りました。私たちも現場の作業者の方も、今では紙での管理は考えられません。今後も機能が追加されていき、今以上に使いやすくなっていくことを期待しています!
森下さん:他の部門の方からも、端末を見て「それはなんだ?」と声を掛けられることが増えてきました。KAMINASHIがもっと広く普及して、管理の共通規格のようになってくれると嬉しいです。
池ノ上さん:KAMINASHIが食品製造事業者全体へ広く普及して、様々なメリットを兼ね備えた運用が実現すること。その結果、食品製造事業者やサプライヤーだけでなく、消費者にまで幅広く喜ばれる有意義なシステムへと発展していくことを期待しています。是非実現してください。
本日は貴重なお話をありがとうございました!
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