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公開日 2025.06 .20

更新日 2025.06.20

BOM(部品表)とは?種類と関連規格をわかりやすく解説 

BOM(部品表)とは?種類と関連規格をわかりやすく解説

製造工場や設計開発の現場で使用される「BOM:Bill of Materials(部品表)」は製品を作る上で欠かせないもので、製造業におけるレシピの役割を果たします。BOMは、設計から調達、製造、保守に至るまで、あらゆる工程で必要とされる情報の源泉です。しかし、その用途や種類は多岐にわたるため、適切に管理・活用するには一定の知識が求められます。

また、情報の表現形式によってもさまざまな型が存在し、目的に応じて使い分ける必要があります。この記事では、BOMの基本的な役割から種類・型の違い、そして関連する規格までを体系的に解説しています。

初心者から実務経験者まで役立つ内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

BOM(部品表)とは?

BOM(Bill of Materials:部品表)とは、製品を製造や組み立て、修理するために必要な部品や材料の一覧表です。通常、完成品(製品)を最上位に置き、その下に使用される部品やコンポーネントが階層構造で列挙されます。

例えば、製品Aを作るのに必要な部品や原材料について、品名・数量・仕様をまとめたものがBOMです。BOMによって、必要な部品が正しい数量で正しいタイミングに揃い、製造の遅延防止や在庫切れの防止に役立ちます。

このようにBOMは製造業のレシピとも言え、設計から調達、在庫管理、生産に至る各プロセスでの一貫した情報管理を支える基本資料となっています。

BOMの種類と用途

BOMには目的や利用部門に応じて様々な種類が存在します。

製品は企画や設計から生産、販売、保守に至るまで多部門にまたがるため、用途に応じた異なるBOMが用いられます。主に、設計BOMや製造BOM、購買BOM、販売BOM、サービスBOMの5つに分類されます。

BOMの種類

主な用途

設計BOM (EBOM)

設計部門が設計初期に作成

製造BOM (MBOM)

製造部門が製品を組み立てるために使用

購買BOM (PBOM)

購買部門が外部調達品をリスト化

販売BOM (営業BOM)

営業部門が見積、受注時に使用

サービスBOM (保守BOM)

保守部門が点検、修理時に使用

それぞれのBOMが持つ役割と内容について解説します。

設計BOM(エンジニアリングBOM/EBOM)

設計BOM(エンジニアリングBOM/EBOM)は、設計部門が製品設計の初期段階で作成し、製品開発中も設計変更に合わせて更新される部品表です。

製品を完成形として構成する全ての部品・サブアセンブリを階層構造で記録しており、これにより設計・品質管理・調達・製造・サービスなどあらゆる部門が共通の最新製品情報を参照できます。EBOMは他の部品表(製造BOMやサービスBOMなど)を作成する際の土台となる重要なリソースです。

設計BOMは製品の設計上の構成に特化しており、生産工程や調達先といった製造上の情報は含まれません。

製造BOM(生産BOM/MBOM)

製造BOM(生産BOM/MBOM)は、完成品を製造するために必要なあらゆる部品を網羅した部品表で、生産計画や組立工程で使用されます。設計BOMをもとに再編成されており、組立順序や製造プロセスに沿った構成になっている点が特徴です。

例えば、組立前に加工が必要な部品の情報や、製造に必要な治工具・治具、原材料など最終製品には含まれない要素も含まれます。主に製造部門や生産管理部門が利用し、この情報はERPやMRPなどのシステムに展開されて部品の発注や製造指示に活用されます。

設計BOMが製品の設計上の構造を示すのに対し、製造BOMは、製品の組み立てる方法に焦点を当て作成されている点で異なります。

生産管理に関しては、技術士(経営工学部門)資格保有するプロがわかりやすく解説した記事もあるので、是非参考にしてみてください。
▶ 【プロが解説】生産管理とは?工程管理との違いややるべきことを具体的に解説

購買BOM(購買部品表/PBOM)

購買BOM(購買部品表/PBOM)は、社外のサプライヤーから購入する部品や材料のリストをまとめた部品表です。購買部門がこれを基に必要部材の発注量やタイミングを計画し、製造BOMに比べ購入品に焦点を当てているため長納期部品の調達計画にも役立ちます。

製造BOMが社内製造部品も含めた製品全体の構成を示すのに対し、購買BOMは外部調達が必要な要素に特化している点で異なります。

販売BOM(営業BOM)

販売BOM(営業BOM)は、製品を販売する段階で用いる特殊な部品表で、製品が組み立てられる前の完成品について、その構成部品まで含めた情報を提供します。営業部門が見積や受注時に使用し、販売時の受注書や請求書上では、完成品(親品目)とその構成部品(子品目)がそれぞれ個別の明細行として表示されます。

販売BOMを使用する際は、親品目は販売上のカテゴリ項目(概念上の製品)として扱われて在庫品目にはならず、実際の在庫管理や出荷の対象となるのは子品目の部品になります。

つまり、キット製品や組立が必要な製品を販売する際に、受注明細上で親製品と部品を区別して扱うことができる点が他のBOMと異なります。

サービスBOM(保守BOM)

サービスBOM(保守BOM)は、製品の保守・メンテナンスのために作成される部品表で、現地での設置作業や修理作業に必要な部品リストおよび手順書を含みます。保守部門が利用し、製品の点検・修理・部品交換時に参照します。

他のBOMとは目的が異なり、サービスBOMには製品の保守や交換に必要な部品とその手順に絞った情報が記載されます。

言い換えると、設計BOMや製造BOMから、製品の保守段階で必要となる部品や資料だけを抜き出して構成したBOMであり、設計変更があればサービス用の内容にも反映されるようになっています。

これは、製品のライフサイクル後半(アフターサービス段階)において、迅速かつ正確に保守作業を行うために不可欠な情報源となります。

保守やメンテナンスにおいて必要な部品を適切に保持することを、予備品管理といいます。具体的に説明した記事があるので、是非参考にしてください。
予備品管理とは?目的やポイント、在庫品との違いを解説

BOMは表示形式で分類することができる

BOMは情報の表現形式によってもいくつかの種類に分けられます。

製品構成の階層構造の扱い方によって、単階層BOM(シングルレベル:single-level BOM)と多階層BOM(マルチレベル:multi-level BOM)、展開BOM(フラットまたは集計BOM:flattened BOM)などの形態に分類できます。

同じ製品でも見せ方を変えることで、用途に応じて理解しやすい形式になります。それぞれの特徴を説明します。

画像引用元:BOM Types|Help and Training

BOMの種類

概要

単階層BOM(single-level BOM)

階層を持たないBOMで構成部品が少ない製品の管理に向いている。

多階層BOM(multi-level BOM)

構成部品とサブアセンブリが親子関係で階層化されており、複雑な製品の管理に向いている。

展開BOM(flattened BOM)

階層構造のBOMを平坦化(フラット化)し、全階層の部品を一覧にまとめたものであり、構成部品点数の確認が容易なため、調達業務や在庫管理に向いている。

BOMの種類と概要

単階層BOM|シンプル構成の部品表の基本

単階層BOM(single-level BOM)は、階層構造を持たない単純な1レベルの部品表です。

最上位の製品直下に使われる部品がフラットなリストとして列挙されており、サブアセンブリ(下位の組立品)を持たないシンプルな構成です。

小規模な製品や構造が単純な製品では単階層BOMで十分な場合があります。例えば家具のキット製品など、部品点数が少なく下位組立品を持たないものは単階層BOMで管理できます。

一方で単階層BOMはシンプルですが、複雑な製品を表すには不向きです。

多階層BOM|製品構造の階層的表現が可能

多階層BOM(multi-level BOM)は、部品とサブアセンブリの親子関係を階層的に表現した部品表です。

製品を構成するサブシステムやユニットごとに階層が分かれ、それぞれの下位に部品がぶら下がる構造になっています。

複雑な製品ではこの多階層型のBOMが用いられ、各サブアセンブリ単位で部品リストを確認できるため見通しが良くなります。例えば自動車では、エンジンやドア、電子制御ユニットなどをサブアセンブリとして階層管理することで、関連部品をグループ化して扱えます。

多階層BOMは製造工程や設計上の機能ブロックと対応させて構成されることも多く、製品構造をそのまま反映したツリー形式で表示されます。

展開BOM(フラットBOM)|資材調達用の形式

展開BOM(フラットBOM:flattened BO)は、多階層構造のBOMを平坦化(フラット化)し、全階層の部品を一覧にまとめた部品表です。

製品階層のすべての部品を下位まで展開し、重複する部品は集計して合計数量を示します。ある製品を製造するのに必要な部品全リストを一括で把握するためのビューとして使用されます。

展開BOMは主に生産計画や購買計画の場面で活用されます。例えば多階層BOMでは、各サブアセンブリ内で部品数が管理されますが、購買担当者にとっては製品全体でネジが合計何本必要かなど総量の把握が重要です。

展開BOMを使えば、全階層から集計された必要部品数を一望できるため、資材調達や在庫管理を最適化するのに役立ちます。

一方、展開BOMは階層情報が失われるため、組立順序や構成関係の把握には不向きです。

そのため、設計・製造部門は階層BOMを、資材・調達部門は展開BOM(集計表)を利用するといったように、目的に応じて使い分けます。

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100%BOMと150%BOMとは?

製品バリエーションの管理では100%BOMや150%BOMという考え方が用いられます。

これは特に製品にオプションやカスタマイズの余地がある場合に、可変的な製品構成を効率よく管理する手法です。

150%BOM(オプションBOMとも呼ぶ)は選択肢を含めた情報を持つBOM、100%BOM(受注BOMとも呼ぶ)は特定の製品オーダーに対して確定した完成形のBOMを指します。見込BOMも加え、それぞれについて説明します。

BOM種類

主な用途・特徴

150%BOM

・全オプション・代替を盛り込んだ過剰構成のBOM
・受注後に選択ルールで100%BOMへ絞り込む

100%BOM

・受注製品を製造するために必要な部品だけを含む確定版BOM
・これを基に製造開始

見込BOM

・需要予測に基づき、代表的な構成比率を織り込んだ計画用BOM
・部品の先行手配に利用

100%BOMと150%BOM,見込BOMの用途と特徴

150%BOMはオプション構成を管理

150%BOMは、製品のすべてのオプションやバリエーションを盛り込んだ過剰な構成のBOMです。

あらゆる代替部品・オプション部品を含んでいるため、実際の完成品1つあたりでは部品が余分に含まれています。(150%という名称は、必要数の150%まで部品情報が入っているイメージです。)

例えば自動車の例で言えば、エンジンをガソリンとディーゼルの2種類、内装色を黒・ベージュ2種類、サンルーフ有無など全パターンの構成要素を一つのBOMに含めたものが150%BOMです。

もちろんこのままでは1台の車を組み立てることはできませんので、150%BOMから特定オプションを取捨選択して完成車の構成を確定させる必要があります。製造業ではこの150%BOMに効果的な選択ルールや適用条件を設定し、受注の都度100%BOMへと効率的に絞り込む仕組みを導入しています。

100%BOMは確定部品を管理

100%BOMは、特定の受注製品を製造するために必要な完全なBOMです。余分な選択肢や代替案が一切含まれず、対象製品1つを作るのにちょうど100%の部品情報が盛り込まれています。

100%BOMが確定した段階で、初めて実際の製造が可能となります。言い換えれば、100%BOMは確定版のBOMであり、製品構成が全て具体的に決まった姿です。

先の自動車の例では、ある注文に対して「ガソリンエンジン・内装黒・サンルーフ有り」とオプションが確定した段階で、その組み合わせに対応する全ての部品が選び出され、不要な選択肢が除かれます。

こうして出来上がったBOMが100%BOMです。

このBOMには製造に必要なものが全て過不足なく含まれているため、これに基づいて部品手配や組立指示を行えば、設計通りの1台が完成します。

受注前の需要を見越した見込BOM

見込BOMは、受注前の需要予測にもとづいて製品構成を仮定したBOMです。特に顧客ごとに仕様が異なるカスタム製品では、実際の注文段階まで100%BOMが確定しません。

そこで生産・調達計画のために、あらかじめ予測される代表的な構成やオプション選択の比率を織り込んだBOMを用意しておく場合があります。

これが見込BOM(Planning BOM:計画BOM)です。

見込BOMは、詳細な部品一つ一つよりも構成パターン別の数量計画に重きを置いており、市場の需要動向や販売予測に基づいて部品の必要量を算出するのに用いられます。

例えば、ある製品が「標準モデル80%・上位モデル20%売れるだろう」という予測がある場合、それぞれのモデルのBOMを合成して全体の平均的な構成を想定した見込BOMを作ります。

この見込BOMを使って部品ごとの将来需要を計算し、先行手配や在庫の積み増しを行うことで、受注変動に柔軟に対応した生産準備が可能になります。

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BOMに関連する国際的・業界的な規格

BOMや製品構成情報の管理・交換には、いくつかの国際標準や業界標準が制定されています。

これらの規格は、異なるシステム間で部品表データをやり取りしたり、製品定義情報を共通フォーマットで記述するために重要です。代表的な規格を以下に挙げます。

ISO 10303(STEP):製品データとBOMの交換を可能にする国際標準

ISO10303(STEP:Standard for the Exchange of Product model data)とは、製品の幾何形状だけでなく、構成情報や部品表も交換可能なデータモデルを定義している製品データのコンピュータ交換基準です。

ISO10303は、CADやPLMからERPへのBOM連携などで広く利用されています。この規格によって、製品情報を他の人とスムーズにやり取りできるようになります。

例えばISO 10303-44は製品構成(プロダクトストラクチャ)の定義に関するリソースを規定しており、部品表のような製品階層情報もその内容に含まれます。

STEPを使うことで、メーカーとサプライヤー間で製品組立情報を正確にやり取りしたり、異なるソフト間でBOMを含む製品モデルを中立形式(.stp/.stepファイル等)で交換することが可能です。

ISO規格の概要や取得・運用の流れなどをわかりやすくまとめた記事は以下からご覧いただけます。
▶ ISOとは?主な規格一覧とデメリット、認証取得の方法をわかりやすく解説

IPC-2571:電子業界のBOM連携を支えるPDX標準

IPC-2571はエレクトロニクス業界向けの製品データ交換(PDX:Product Data eXchange)標準です。

部品表や変更通知、在庫情報など製品に関する包括的なデータをXML形式で表現するスキーマが定義されています。

この標準により、電子機器メーカーと部品供給業者との間でBOMを含む製品定義情報を効率的に連携でき、サプライチェーン全体で一貫したデータ共有が実現します。

例えば新製品のBOMをPDXフォーマットでサプライヤーに提供すれば、相手側のシステムで自動的に部品手配リストとして読み込む、といった運用が可能になります。

なお、品質マネジメントの観点ではISO 9001やISO 10007(構成管理ガイドライン)において、製品の構成(BOMを含む)を適切に管理し、変更を記録・追跡することの重要性が述べられています。

産業分野別にも自動車業界のIATF 16949や航空宇宙業界のAS9100など、製品構成管理に関する要求事項があります。

こうした規格に則ってBOMを管理することは、製品のトレーサビリティ確保や設計変更の確実な実施につながり、ひいては品質保証や安全性確保に寄与します。

BOM運用の現場経験者が語る実践的ポイント

次に実際にBOMの運用をしている筆者が、BOM運用の課題と改善方法を解説します。実務に基づき情報をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

BOM整備が進まない現場のあるあるの課題とは

製造業の現場では、BOMを整備しようと何度も話題に上るものの、実際に整備・運用までたどり着かないケースが少なくありません。その背景には、現場ならではの典型的な課題が存在します。

例えば、設計部門は図面から派生した設計BOM(EBOM)を重視し、製造部門は実際の組立や作業指示に基づいた製造BOM(MBOM)を使っています。この目的の違いから、部門ごとにフォーマットや粒度がバラバラで、統一が進みにくいことがあります。

さらに、BOM情報はExcelや紙帳票で管理されていることも多く、担当者個人の記憶やノウハウに依存しがちです。結果として誰が最新を持っているのか分からない状態や、Excelが更新されずに古い情報で発注してしまったといったトラブルが発生するリスクもあります。

属人化や二重管理、情報の散在などの課題を放置している限り、BOM運用の最適化やDXの土台は築けません。

一部の業務から段階的に始めるBOM運用改善

BOM整備をいきなり全社で一斉に進めようとすると、既存業務への影響や関係者の抵抗で頓挫するリスクが高まります。そのため、一部の業務から段階的に運用改善を進めることがカギです。まず着手すべきは、今ある情報の棚卸しです。

設計部門や現場、調達部門など、現時点でどんなBOM情報を、どのフォーマットで管理しているかを可視化することが第一歩になります。

そのうえで、以下のようなルール整備を関係部門を巻き込んで進めます。

  • 命名ルールの統一(品番・図番・工程コードなど)

  • 情報の更新フローの明確化(誰が、いつ、どこを更新するのか)

  • 必須項目・オプション項目の整理

また、最初から専用システム導入を目指すのではなく、Excel運用の限界を見極めつつ、段階的にシステム化へ移行するのが現実的です。

DX時代のBOM運用に必要な視点とは

帳票やデータのデジタル化が進む中で、BOM運用もまた紙からの脱却だけでは不十分です。重要なのは、BOMを単なる部品リストとしてではなく、業務全体を支えるデータベースとして再定義することです。

DX時代のBOM運用では、以下のような視点が求められます。

  • データの再利用性

  • トレーサビリティの確保

  • システム連携

データの再利用性とは同一のBOMデータを複数の業務プロセスで共有・活用できる仕組みのことです。

設計・製造・保守などの各業務プロセスにおいて、同じBOMデータをベースにすることで、作業の効率化やミスの削減を測ります。手入力や二重管理を割けることで、全体の生産性が向上します。

トレーサビリティの確保とは製品に使用された部品の履歴や経路を追跡できる仕組みのことです。部品がどの製品のどの部分に使われたのかを追跡できるようにすることで、品質問題の迅速な特定やリコール対応が可能になります。

システム連携とはBOMを他の業務システムと連動させ、データの一元化を実現する仕組みのことです。BOMは単独で機能するものではなく、設計図面(CAD)や製造指示、原価計算、在庫管理などのシステムとつながることで、データの一元化と業務の自動化が進み、情報の分断を防げます。

これらの視点を取り入れることで、BOMは単なる資料ではなく、DXを支えるコアデータとして活用することができるようになります。

BOMの管理を適切かつ効率的に行うためには、管理システムを導入しよう

BOMは製品開発から生産、サービスに至るまで多方面で活用され、種類も多岐にわたります。それだけに、BOM情報を適切かつ効率的に管理することは非常に重要です。

しかし、部品点数が多かったり頻繁に設計変更が起きる製品では、手作業や表計算ソフトでのBOM管理には限界があります。

例えばExcelで複数のBOMを管理していると、部門ごとにデータがばらばらになり最新版が共有されなかったり、更新漏れ・人的ミスによる不整合が生じやすくなります。これは、BOMだけが抱える問題ではありません。

こうしたリスクと手間を軽減するため、現場においては管理システムの導入が強く推奨されます。

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執筆者:現場と人 編集部

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