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ヤスダヨーグルト様の事例を公開しました

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  1. ヤスダヨーグルトは、新潟県産の生乳を使ったヨーグルトの生産から加工、販売までを自社で一貫して行っています。ヨーグルト一筋で事業を展開し、売上高は2023年に約30億円にのぼるなど、乳製品メーカーのなかでも独自の立ち位置を確立しています。

    ヤスダヨーグルトでは、そのおいしさと安全を支える品質管理業務において、原材料となる生乳や果物などの各種検査や衛生管理を徹底しています。しかし、検査結果や衛生管理の実施状況を紙の帳票で管理していたために、誤記や記入漏れが発生したり、記入内容に不備がないかの確認に多大な時間を要したりと、従業員に大きな負担が掛かる状態が続いていました。また、紙の帳票では作業内容を詳細に指示することが困難なため、従業員の製造業務の習熟に時間が掛かることや、それによってヒューマンエラーが生じ、半製品の廃棄リスクが高い状態が続いていることも課題でした。

  2. そこでヤスダヨーグルトでは、製造管理体制の効率化やヒューマンエラーの削減、業務標準化を目的に『カミナシ』の導入を決めました。

 

活用方法と成果

1. アラート機能を活用し、帳票への誤記や記入漏れを防止
   記録内容を確認する現場管理者の労働時間を月約30時間効率化

ヤスダヨーグルトでは、品質管理業務を紙の帳票で行っていたため、誤記や記入漏れを拭いきれないという課題を抱えていました。また、記録された帳票に不備がないかを現場管理者が確認するのに1日あたり約1.5時間の時間が費やされており、確認後の帳票の不備があった箇所には大量の付箋が貼られ、是正を指摘する現場管理者にもそれに対応する現場従業員にも大きな負担が生じている状況でした。

『カミナシ』導入後は、現場従業員の記録時に誤記や記入漏れがあった場合にはアラートを表示できるようなったため、現場管理者は記録内容に不備がない状態で確認・承認ができるようになりました。その結果、現場管理者の労働時間は月約30時間削減されました。


2. 記録画面上に作業手順を画像で挿入し、業務標準化を実現
  従業員の業務習熟までの期間が従来の約1/2になり、トラブル報告件数も3割減

『カミナシ』の導入以前は、現場従業員が所定の手順で実施しなければならない製造業務を習熟するのに約2年の期間が必要で、そのためヒューマンエラーによる半製品の廃棄リスクが高い状態も続いていました。製造タンクの管理操作を誤った場合には、タンク内のヨーグルトをすべて廃棄する必要があり、売価に換算すると約200万の損失となるため、企業経営に大きな影響を与える可能性もはらんでいました。

しかし『カミナシ』を導入し、記録画面上に画像で作業手順の説明などを盛り込めるようになったことで、誰でもスムーズに業務を遂行できるようになりました。その結果、従業員の業務習熟までに要する期間が従来の約1/2となり、製造現場でのトラブルも前年同月比で約3割減っています。

3. 『カミナシ』活用により、現場従業員から自主的な業務改善提案が上がるように
   業務に対する積極性が高まり、製品や工場運営にも好影響をもたらす

『カミナシ』導入以前には、現場従業員から業務改善に関する提案はあまりない状態でした。しかし『カミナシ』を活用するようになってから、現場従業員から「これもカミナシを使って確認すればトラブルを防げるのではないか」といった声が上がるようになり、従業員の業務に対する積極性が向上しています。

ヤスダヨーグルトでは今後、こういった現場の声を活かし、より製品や工場運営の質を高めていく方針です。

 

導入事例詳細

製造現場でのトラブルが3割減ったことで残業を大幅削減。現場従業員から業務改善の声があがる会社に
〜カミナシを作業マニュアルとしても活用し、従業員の業務習熟スピードも向上〜

 

プレスリリース

ヤスダヨーグルト、『カミナシ』導入により業務標準化を実現。技能習熟までの期間が従来の約1/2に、製造工程のトラブルも3割減
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