小林製作所は、京都府長岡京市を拠点に板金加工などの金属加工事業を展開する企業です。自動車部品や建設機械、医療機器、半導体装置など、さまざまな製品に用いられる金属部品を月1万点以上製造し、幅広い産業分野に貢献しています。人手不足を背景に約10年前から外国人材の採用を始め、全従業員約110名の半数にあたる60名ほどがタイとベトナムからの技能実習生・特定技能外国人などの外国人従業員です。
これまで小林製作所では、顧客からの注文内容や納期、品質不良の情報を、紙の指示書や全体集会を通じて製造現場に伝えていました。しかし、毎月約1万件の注文があるうえ、外国人従業員の日本語理解度の個人差による「言語の壁」もあったため、全従業員に迅速・確実・正確に情報を伝えるのが難しい状況でした。その結果、同じミスや納期遅れのほか、「言った」「聞いていない」といったトラブルが発生していました。また、技能実習生をサポートする生活指導員を担当する従業員は、技能実習生への情報伝達や意思疎通に多くの時間と労力を費やしていました。
これらを背景に、小林製作所では、全従業員で迅速・確実・正確な業務連絡を行うこと、また外国人従業員とのスムーズな意思疎通を実現することを目的に『カミナシ 従業員』の導入を決定しました。
活用方法と成果
1. 全従業員での迅速・確実・正確な業務連絡体制を実現
業務ミスや納期遅れが減少
『カミナシ 従業員』はメールアドレス不要で利用できるため、会社公式のコミュニケーションツールとしてスムーズに全従業員へ導入されました。また、各従業員が発信したメッセージは受信者が設定した言語に自動翻訳されるため、日本人従業員は外国人従業員が母国語で送ったメッセージを日本語で、外国人従業員も同様にメッセージを母国語で閲覧できるようになりました。これにより、迅速・確実・正確な業務連絡を行えるようになり、業務ミスや納期遅れの頻度が減少しています。
2.生活指導員による技能実習生のサポートにおいてスムーズな意思疎通を実現
これまで生活指導員を担当する従業員は、技能実習生に重要な事柄を伝達する際は対面で説明を行っていました。しかし、日本語の理解度に個人差があり、伝わらないケースも多くありました。その場合、伝達事項を翻訳ツールにかけた上で各自が使用する異なるチャットアプリに個別に連絡しなければならず、業務負荷が高い状況が続いていました。『カミナシ 従業員』導入後は、連絡手段が一元化され、翻訳の手間も不要となったことで、円滑なコミュニケーションを実現しています。
3.顧客からの注文内容や納期、品質不良の情報の共有にチャットを活用
外国人従業員から業務に関する質問や改善提案が増加し、責任意識が向上
小林製作所では、全従業員がやりとりできるチャットグループを作成し、顧客からの注文内容や納期、品質不良の情報を共有しています。母国語で自分の伝えたいことを伝えられるようになった外国人従業員から「納期に遅れないよう、この作業の工程を変更しませんか?」といった業務に関する質問や改善提案が増え、業務を責任感を持って遂行する意識が向上しています。
導入事例詳細
多言語自動翻訳で実現した製造現場の業務改革
〜外国人従業員が母国語で発信できる環境で責任意識が向上〜
http://kaminashi.jp/case/kobayashi-ss/
プレスリリース
金属加工の小林製作所、『カミナシ 従業員』導入で外国人従業員60名とのコミュニケーション基盤を構築(PRTIMESのサイトへ遷移します)













