越後製菓株式会社 片貝工場は、新潟県で米菓の仕込みから製造・包装・出荷までを一貫して行う拠点です。主力商品「ふんわり名人」は海外にも輸出される看板商品ですが、包装工程では紙帳票による運用が続いており、賞味期限の印字ミスや包材の誤りといったヒューマンエラーが課題となっていました。
こうした背景に加え、海外輸出強化を見据えた食品安全システムの国際規格「FSSC 22000」の認証取得が会社全体の目標として掲げられており、記録の信頼性向上と現場のヒューマンエラー削減を目的に、『カミナシ レポート』の導入を決定しました。
活用方法と成果
記録のデジタル化・時刻の自動記録により、食品安全国際規格「FSSC 22000」の認証取得を実現
紙帳票では後から記入できるため、審査員から記録の信頼性が低いとみなされやすいという課題がありました。デジタル化による時刻の自動記録で記録の客観的な信頼性を担保し、審査員から「カミナシが入っていれば大丈夫ですね」という評価を受け、2025年8月に「FSSC 22000」の認証取得を達成しました。
2段階の「慣れる期間」を設け、平均年齢50代の現場でもスムーズな定着を実現
本格導入前に、まず共有タブレットを現場に約2週間設置し自由に触れる期間を設けました。続いて本番用帳票を用いた試用期間をさらに2週間確保し、操作動画による丁寧なサポートも実施。段階的な「慣れる期間」を経ることで、デジタル機器への抵抗感を自然に解消し、全スタッフが安心して本格導入を迎えることができました。タブレットによる確認動作の業務フロー組み込みで、導入後約半年間の包装ミスゼロを達成
包装完了後の正しい状態をタブレット画面に表示し、ライン上の商品と必ず見比べる確認動作を業務フローに組み込みました。作業に慣れることで確認が省略されがちだった従来の課題を解消し、導入後約半年間にわたり包装ミスゼロを達成しています。










